名作だという。中学の頃背伸びしてみた。いまいちだった。
録画したもののなかなか踏ん切りがつかずようやく観た(他にも「大人は判ってくれない」「汚れなき悪戯」ナドナド)。出だしの音楽で、名作って記憶に残る映画音楽を残しているなってつくづく思う。この音楽はライムライトだったんだー!って思った人絶対いる!
もう笑いが取れない道化師。脚の怪我で自殺を図ったバレリーナ。道化師に励まされ舞台に立ち、プリマドンナを勝ち取るヒロイン。一方落ちぶれるばかりの道化師・・・・おぉー今年のアカデミー取った「アーティスト」他、手垢にまみれた主題である。しかし、その役を晩年のチャールズ・チャップリン自らが演じるところがみそなのかも知れない。「結婚して!」とせがむ娘に対し、身を引く道化師。彼女の成功のために、住まいも(行方も)知らせず去ってしまう。そんな昭和で言うと31年の作品。モノクロ。舞台設定は1914年、第一次世界大戦の影響を殆ど感じさせないのはどうしてなんだろうか。
現代の娘なら絶対そんな考えしないだろうな、と思いながら映画音楽に酔いしれる。
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