*「ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さんと謎めく日常〜」(三上延

ビブリア古書堂の事件手帖2〜栞子さん


面白く読めました! ここで「クラクラ日記」とか、母に関する記述が出てくるのね。スタンリーキューブリックの名作「時計じかけのオレンジ」が出てきたのにはビックリ! さらに2つのバージョンがあったのにもビックリ! これを確かティーンの頃に映画館で(もちリヴァイバルです)、観たけれど、いまいちピンと来なかった(笑) 作中では小4の少女がものすっごい感想文を書いている・・・・いくら何でも無理が無い?
大好きな福田定一の話はどこかで聞いたことがあった。一見、ラノベのような本書なので、おじさま層には縁遠いかと思えばさに非ず。反って知識量豊富なおじさまたちの方が、ニヤリ! とさせられそうな内容が多いのも魅力の一つです(笑)
足塚不二雄はマンガなのに、こんな分野にも蘊蓄がいっぱいあるのね。本好きにはたまらないネタばっかで・・・これでしばらくこのシリーズが読めないのは寂しいですねぇ・・・・