*震度0(横山秀夫著)

震度0

震度0

読む本無くなると本屋に行くけれど、どうしても安定感のある作家にてがのびてしまう・・・(笑) 今度も横山秀夫
1995年の阪神大震災当時に、警務部課長が失踪。この関連は? 当日に指名手配犯が目撃されるのも偶然・・・? と書くと面白そうだが、実のところ殆ど前半〜中盤面白くない。(挫折するか、時間の無駄だ)とも思った。もちろん、最後の話のもって行き方は面白い。失踪した警務課長の行方も、知ってみれば至極当然で、強引さはない。
いつもの横山節で、署内の人事間抗争しきり。出世のことや天下りのことばかり考えて組織をないがしろにしていることしきり。さすがにそればっか続くと、食傷気味・・・・もういいでしょう。特に人1人失踪していて命の方が重いでしょ!って思う。
そもそもなぜに阪神大震災とかけたの・・・? 関係なくもないけど、ちょっと強引な・・・・珍しく外れを引いたかな? って感じでした。