- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2012/08/03
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『王子と踊子』(知らない!)出演のためにイギリスに行った際のエピソードを、第三監督(と言う名の雑用係)コリン・クラークの回想録を基に映画化した真実の話・・・・ってホントかな?
その1週間の恋人:コリン・クラークにエディ・レッドメイン。カッケーかぁ???とも思ったが『レ・ミゼラブル』で一躍人気に火が付く。周囲を固める英国俳優陣がすっごい。どこかでみたことあるあごの細い可愛い子と思えば『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンがいたり、007の「M」 ジュディ・デンチがいたり(存在感がハンパない!)、ローレンス・オリビエとヴィヴィアン・リーが夫婦だっとは知らなかったが、そのローレンス・オリビエに英を代表する役者『ヘンリー五世』のケネス・ブラナー。さりげに『ハリポタ・秘密の部屋』でロックハート役で出ていたからエマとも「久しぶり〜」って感じで撮影が楽しかったでしょう(笑)
物語は、一流スターが抱える複雑な心情と、彼女を支えながら猛烈に惹かれる青年との1週間の恋物語。ご存じのようにマリリンは精神的に不安定で脆い人だったからね。
W座で安西さんら二人が「マリリン・モンローはあまり興味が無く・・・」「この映画で別の一面を」みたいな話をしていたが同感。彼女を知らない人の方が(へぇーこういう人だったんだ)と身近に感じられるかも知れない。この映画は音楽やセリフもお洒落。恋する青年が英国の中上流階級の出でありつつ、それを鼻にかけないので、話や役柄が下品にならず、米英合作ながら英国風の上品な感じに仕上がっているのも良いと感じる。