*アイ アム ブルース・リー & ブルース・リー/死亡の塔

wowowでこの夏ブルース・リー特集をした。
 まずは俳優のミッキー・ロークをはじめ、レイカーズコービー・ブライアントもインタンビューに出てくるとはビックリの「アイ アム ブルース・リー」。彼の出自やハリウッドデビューまでを丹念に描いたドキュメンタリーで、ファン納得の一本に仕上がっている。また、リーが幼少期より学んだ詠春拳を元に、様々な武術・格闘技を取り入れ創り上げた「截拳道ジークンドー)」の考え方などにも触れてある。友がJKDと略したのを大変気にいっていたとかの逸話もあった。
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 一方で「ブルース・リー/死亡の塔」。リー、未完の「死亡遊戯」のフィルムと、他の映画のフィルムを寄せ集め、代役(ユン・ピョウ他)の後ろ姿で「死亡遊戯」そのものを作り上げ、ヒットさせ金儲けした喜びで、「二匹目のドジョウ」狙いをしてしまった、完全なる駄作。どうしたらここまでヒドイ脚本・撮影・編集・格闘シーンができるのか? と逆に感心してしまう。金儲けしか頭に無いと、神はその辺を見抜いて地獄の底に突き落とすのだろう。どうか誰もこれ以上観ませんように・・・!!