*「北京のふたり」

 1997年リチャード・ギア主演。TSUTAYAの「名作発見」で知る。北京出張でワンナイトラブを楽しんだ男が朝気づけば、女性殺しの犯人に。共産主義国家の人権など無視される国で、国選弁護人は女性のバイ・リン。この弁護士、父親が文化大革命で弾劾された経験から、見ず知らずのアメリカ人のために頑張ってくれる。
 ラストは、まぁこんなものかな? って感じだけれど、アメリカビジネスマンと北京の女性弁護士の友情・信頼関係・そして愛情・・・? がうまく描かれている。男性よりも女性が観ても良いかも知れない。
 映像は古さを感じる。先進国以外の国でえん罪でも何でも捕まってしまったら、もうおしまいだなぁって思うよ。