*「京都:洛中洛外図屏風展」(上野国立博物館・平成館)


米沢の上杉博物館にある国宝「洛中洛外図屏風」が東京に来てたってつい先日知って折角の秋晴れの一日をつぶして行ってきました。土曜の「ぶらり途中下車の旅」(旅のお供は舞の海)で、宇都宮線で北上するのに、無理矢理「京都:洛中洛外図屏風展」から始めていて(この展覧会はバックに日テレがついている!)、そりゃあ無理があるだろー! と突っ込みたくなったが、竜安寺石庭の四季を4KハイビジョンTVで映す・・・って、どちらもmetooが泣きたくなるような内容を教えてくれたので、朝早起きしてみました。
 洛中洛外図屏風に関しては、上杉本以外にも数種類あるってのは知識として知っていましたが、7種類あるみたいですね。そのうち3種類くらいは今回の後半展示(11月以降)って・・・そりゃあせこくない? 輿にのっている上杉謙信らしい人物も拝められて大変満足でした。
 竜安寺石庭の四季を4Kハイビジョン!の企画はとにかくすごかった! だって実際見に行っても、観光客はいるし、柱が視界に必ず入るのに、そうならないようトリミングしてあったり。おそらく京都の人でもこの絵は見られないでしょ?って作品だった。そもそも秋のハイシーズンや寒くて凍える雪の竜安寺なんて観る機会無いし。
 そう言えば竜安寺のふすま絵が昭和26年頃アメリカに渡って約80年ぶり初の里帰り公開っていうのも(観られて)嬉しかった。なんで海外に渡ってしまったかなぁ・・・シアトルとメトロポリタン。
 あと、初めて博物館裏の庭園に行ってきました。お弁当もって行けば良かった・・・
 加えて国立博物館の常設展もお腹すくまで観てきました。今回は埴輪とか・・・やっぱ可愛いね♪