*『ナンシー関のいた17年』

ナンシー関


 NHKプレミアムドラマで「ナンシー関のいた17年」をやっていた。以前彼女を紹介したことがある。姉が「あれは天才だ。あなた知らないの?これ読みなさい」といきなり2冊紹介され読んだ。
 姉はちょっと変わったところがあり、その琴線に触れるものには微妙な空気のずれがある。中学で「長距離走者の孤独」とかを読む者は、やはりどこか変わっているのだろう。森田童子の「東京カテドラルライブ」のアルバムを貸してくれた時も、戸惑ったものだ。
 このドラマで、いとうせいこうリリーフランキーとの関わりがどのようなものか分かり、分かると余計にこの人の魅力が増す。彼女の魅力は
「1に消しゴム版画、2に彼女の評論、3そして消しゴム版画の横の一言」ここまで揃えてある人材も珍しく、よくぞ青森がこの人を輩出したものである。ちなみにこのドラマに出てくるナンシー役は、ほぼ彼女100%同一人物である。
追伸:ググれば、渋谷のパルコミュージアムで「顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼」11/25までやっていったんだなぁ。知っていれば見に行きたかったなぁー。