ニコラス・ケイジは恋愛物でも、アクションものでも、どちらでもOKなアクターだが、それでも歳をとった。トム・クルーズと多少違うところ。まぁトムが例外か・・・
『ザ・ロック』『フェイス・オフ』から『コン・エアー』『シティ・オブ・エンジェル』あたりの彼は無敵だ。だが近年勢いの無い作品に出演、それがまた株を下げさせ、B級作品に出演・・・こうして消えつつあるアクターには、ケヴィン・コスナーがいる。寂しさを感じながらの鑑賞。
トカレフがロシアの銃くらいの知識は持ってる。アクション、というよりは、バイオレンスもの。美女とガン、そして若干のカーチェイス、何より殴る蹴る、刺す撃つ殺すがメインテーマ。アメリカ・マッチョが好みそうな具材は全て揃っている。
その上に無理矢理、誰が娘を殺した? を入れ、運命に翻弄される主人公・・・も入れて名作のように仕上げている。だがこういう映画は、アメリカ封切り2番館で、週末の夜ビールを片手に男一人、または男だけで見るものだろう。こういう映画に出てちゃダメだよ、ニコラス・・・
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