*『エージェント:ライアン』

 前知識無しで(ケヴィン・コスナーが出ていると言うだけで)見てみる。主人公の名がジャック・ライアン。あれ? 『レッド・オクトーバーを追え!』のジャック・ライアン? それにしても時代が違うぞ。
 しかし近年の映画は展開が早い。字幕追っていると画面のデティール見逃す。序盤のヘリ撃墜シーンなんかもっと丁寧に見たいがあっという間。その後の脊髄損傷→リハビリ→回復に至るシーンや、その後CIAにリクルートされるシーンは(そもそも原題が『SHADOW RECRUIT』なんだから)もう少し時間かけても・・・と思わずにはいられない。
 キーラ・ナイトレイと恋に落ちつきあうが、CIAとしての動きを彼女に「浮気」と勘違いされモスクワまでやってきてしまい、作戦に参加させてしまうってのは、いかがなものか? 救出作戦もあれで良かったのか? と結果オーライなアメリカ映画に苦言。ただ、あのジャックライアンシリーズの始まりだと思うと、少々感動したりする。
 原作はトムクランシーか、確かもうお亡くなりになっていたんじゃないかと。ジャックライアン、アクションよりもアナリストなんじゃなかったっけ? 『レッド・オクトーバーを追え!』は思い返すも名作だったんですねー。

エージェント:ライアン [Blu-ray]

エージェント:ライアン [Blu-ray]