*『英国一家、日本を食べる』(マイケル・ブース著)

英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

「これ、面白いッスよ」と若手の同僚が薦めてくれた。続編の『ますます』と併せて2冊。まずはググったら、2015年4月よりNHK総合テレビにて放送、とあった。TVアニメか、何時頃やってたんだろう。ターゲットの年齢層は、どこに絞ったんだろう。
 さて、日本に100日近く滞在(それも東京や北海道、京都に大阪など各地を旅する)、それも奥さんに子ども二人つれての家族旅。いったい何百万使ったのんだろう? それとも全て経費・・・?
 いろんな食事を楽しむ、って日本人からしてみても羨ましい限りだ。だってどれだけの人が、相撲部屋に行って、力士が作ったちゃんこ鍋を食せる? 京町家に1週間家族で滞在できる? 松阪の和田金(松阪牛で有名なお店)の牧場に行ったり、伊豆天城のわさび農園に行き、近くの天然わさびを活かした料理屋で舌鼓を打てる・・・?
 彼の作品を通じて、(なるほどねぇー)と知った事もあれば、(いやいやいや、それは事実誤認なんじゃないの?)と思う事もあり。
 とりあえず金髪の男児2名つれての旅なので、(かわいい)もの好きな日本では最強なんだろうね!(あちこちで「カワイイ!」と言われ写メをパチリ・・・)4人で100日。あーそんな旅がしたい!
この本の読者が、日本を目指してくるんだろうな。それも良かろう。一方日本人は、改めて「食に関しては極める姿勢を持ち続ける変わった国」への誇りと自信を持ってもらいたいものだ。

英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)