BSの名作劇場を録画して観た。1976年作品、原題は「THE EAGLE HAS LANDED」鷲じゃ無くて鷹なんだー。でも邦題のセンスが良い。
ジャック・ヒギンズの同名小説の映画化なんだが、実際にあった「ムッソリーニ救出作戦」が成功したことに気をよくしたヒトラーが、気まぐれ「チャーチル首相誘拐作戦」を思いつき、ドイツ特殊部隊がその任に付く、というストーリー。
総統の後継者と呼ばれるヒムラーという人物がいる。このヒムラーの狡猾さが映画とは言えよく描かれている。特殊部隊を率いるクルト・シュタイナー大佐らは、非常に紳士で人道主義。軍人としての誇りを持ち任務遂行を目指す。IRAのデヴリンを演じるのは若き日のドナルド・サザーランド。息子のキーファー・サザーランドが、もう映画中の親父さんを追い越しているようで、時の流れを感じる。
超凄く良くは無い。けれど良く出来ている映画ではある。英語も非常にゆっくりで分かりやすい(ドイツ人が皆英語を話す・・・劇中「英語はできるか?」などと英語で話すのは違和感1000%なんだが)。英語勉強中の人にもお勧めな作品だ。
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