*『寺尾聰』

Reflections

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 昔は石原軍団の若手で拳銃バンバン撃っていた人だ。突然ギタ−を弾き語りしたら恐ろしいほどレコ−ドを売った人でもある。その人のライブがあったので録画しておいた。驚くほど昔の頃と声質が変わらず、知らない曲ばかり続いたが飽きさせなかった。(当然ラストが「ルビ−の指輪だった」)
 テ−ブルでディナーを楽しみながらのライブ。いいなぁ。こういうの楽しみたい。けど高いんだろうな。一人1万円できくのかな。東京の西部に住んでいると、こういうのが面倒だ。都内なら、イイ感じに酔って30分で自宅。都下だと倍かかるんだよ。「地方より恵まれているだろ?」って? そうなんだけれど、地方の人なら思い切ってホテル予約しているんじゃ無い? そこまでするのは金の無駄遣いに感じる・・・そういう庶民が郊外には住んでいて、それがまさに自分なんだよね。
 演奏したり歌うのは自分でも気持ちいいんだろうから、せめて食事に+3千円くらいで優雅な夜を過ごさせてくれればいいのにな。
 還暦過ぎているんだろうけど、イイ感じで枯れてきている。彼の親父さんも良い役者で、イイ感じで枯れていき気付けばお亡くなりになっていた。寺尾聰がお亡くなりになる時があったなら(泣きはしないけど)、泣きたい気持ちになるだろう、きっと。