*『ビブリア古書堂の事件手帖』

 

 


ビブリア古書堂シリーズが好きだ。ラノベに出てくる典型的な主人公が織りなす、もどかしすぎるストーリィに、古書のトレビアがワンサか出てくるので、「読書好き」にはたまらない魅力がある。
 そのビブリアをTV版では剛力彩芽が主人公栞子を演じたという(私は見ていない)。全く原作読んでないのかよ!という横暴なキャスティングである。映画版では黒木華が長髪で挑んだ。いきなり1冊の「それから」初版本で名推理を出して面白そうな予感がした。だが残念だが映画は予感で終わるのである。
 以降あり得ない話が延々と続く。主演の東出昌大夏帆らは監督に怒りを感じなかったのか? もう少しマシに撮ってくれなきゃ、「駄作ばかりに出ているね~」なんて言われて評判落とさないか!?
 面白そうな題材をここまでダメにするかな~。後半は辛い辛い映画だった。

 

 

*『ペイトリオッツ敗戦!』・・・年数回のNFLネタ

ラグビーW-cupがあまりにインパクトがあったせいか、毎週楽しみにしていたBS「NFL ウィークリー」が無くなってしまって呆然としているmetoo。仕方なく「日テレG+NFL倶楽部」をトゥース!とか言いながら見ているぞ(笑)。
昨年も結局スーパーボウル勝ったし、いつになったらブレィディ様衰えるの? と思っていた今シーズン。地区優勝はしたけれど、僅か1勝差でバファロー・ビルズが着くなどその牙城が揺らいだ。何と言っても最終週、これに勝てば今週はbyeウィーク! って相手が最下位ドルフィンズじゃん。楽勝じゃん! って試合をまさかまさかで落とすなんて・・・グロンカゥスキー様がいなくてもエデルマン様1人で勝つでしょう! と思っていたら・・・今季は終盤12月の失速が信じられなかった。
 そのドルフィンズはQBサックが来ても視野が狭くてサックされ放題のR・タネヒルタイタンズに放出されたが、そのタイタンズで大活躍。レィティングも高く、ドルフィンズで勝てなかったのは、RBやらWR、さらにはサックを許すOG・OTが悪かった(OCなど首脳陣がお馬鹿ってこともあるのか?)ってことかぁ。同地区で昨年も王者ペイトリオッツに(すんげえマグレで)勝ったこともあるタネヒルなら、タイタンズにも勝機がある、なんてことがどこぞやで囁かれていたが・・・まさか(QBタネヒルが大した活躍はしなかったようだが)勝つなんて・・・!! 
 いい加減AFC東地区、ビルズでもジェッツでも良いからペイトリオッツの連続優勝を止めましょう!
 追伸:ビルズ、惜しかったです・・・前半頑張ったのに・・・テキサンズ、JJワット1人いるだけで相当怖い・・・


【アメフト】頼れる男エデルマン【スーパープレー】

*『来る』

 

来る DVD通常版

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2019/07/03
  • メディア: DVD
 

 


 なぜにこんな寒い真冬に怪談やるの?WOWOW?
 豪華キャストだし、全然聞いたことのない映画だったけれど暇潰しに観てみた。妻夫木聡が出てくると緊張感ないなーと苦笑しながら観てたらいきなり惨殺された。結構死人が多い。そして謎が謎のまま最後まで残る。こんなんでええのかー
 親の愛情が子の成長に大きくかかわると、改めて知った。そんなところでいいのかな・・・?

*『マツコの知らない・・・今夜は宇多田ヒカル』


 宇多田は面白いな、あの独特の感性に共感できる自分がいる・・・(笑)
そして思った。巨人の上原に似ている! 是非そっくりさんで出て欲しい。ヨロチク!

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*『フォルトゥナの瞳』


百田尚樹がこういう売れ線狙いの映画作るんだぁ、と思いながら原作読んだ。ようやく映画を観たが、神木隆之介有村架純がすっごくお似合いの二人(と書くと、ファンの多い二人だから怒り出すファンも多いのでは?)だと思った。本当の恋人みたいだ。しかしあんな良い子が営業職にいたら、彼氏無しなんてあり得ないだろう? 最後まで言えなかったけれど「愛してる」って何!? あんたそんなことも言わずに死んでいったの? 
 市街地を真っ直ぐ走っている私鉄を見ると勝手に小田急と思っちゃうんだが車体の色が関西色。まさかの近鉄! 見ながら(あぁそういえばこの医師は・・・)などと原作を思い出される。最後のシーンは原作とは違うよね? オリジナルだよね? ちょっと心配。
 神木隆之介は子役で成功して、大人になっても上手くいっている希有な存在だね。個人的には『桐島、部活やめるってよ』の神木隆之介が一番かな。もうあれから7年も経っているのかぁ・・・さすがに学生役は厳しいのかな。

 

フォルトゥナの瞳

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  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: Prime Video
 

 

*『上杉謙信』(吉川英治著)

皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

今年もまた、私にも皆様方にも良い年になりますように・・・

 

 新春1発目なので、お堅い読書から。

知っているようで読んでいないな、と本著を手にした。見れば昭和17年連載作品だ。

戦時中の作品。当時読む方も大変だっただろう。
 上杉謙信と言えば角川映画天と地と』も有名だ。でも何を描くと言ったら「川中島」だ。もう川中島はいい! 十分だ! 飽き飽きしたぞ!

 謙信を恐れた信長が贈ったとされる『洛中洛外図屏風』。その織田軍との合戦で1戦1勝。その辺を知りたいんだ! 上洛の苦難でも良い。上洛当時19歳だったらしい将軍足利義昭との会合でも良い。

 しかし上杉謙信と言ったら川中島なんだよ・・・。車懸りの陣なんだよ・・・。結局大体知っていることを格調高い吉川英治で読んだ。それ自体は意味があるかもしれないけれど。世に謙信ファンの多いのも納得させる1冊である(でももう少し簡単な日本語にしないと若い人は読むことができないだろうな、きっと)。

 

上杉謙信 (吉川英治歴史時代文庫)

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天と地と 上 (文春文庫)

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*『海賊とよばれた男』

 だいぶ前に話題になった。遅まきながら映画を観る。きっと原作百田尚樹も骨太な作品なんだろう。映画もそういう雰囲気がある。百田尚樹岡田准一山崎貴のコンビは、『永遠のゼロ』のパターンか。あれは良かった。
 業界再編著しい石油業界だが、なぜに出光だけが民族系なのか勉強不足で知らなかった(そもそも「民族系」という呼称も理由が分からない)。出光がイランとのパイプがあるのかも今回初めて知った。城山三郎の小説を思い出したが、こういう人物にスポットを当てるのは日本人として嬉しいぞ。

 

海賊とよばれた男(完全生産限定盤) [DVD]

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