子どもの頃の年齢１歳の差はとてつもなく距離があり、かつ大人。中学生や高校生がどれだけ大人に見えたことか。ところが自分が中学になってみれば子どものまま。さらに自分が高校生になったら･･･? （こんなもんかい！）、って感じだ。大学生になって、そのうち酒もタバコも自由になっても実のところ大人の実感がない。（ただ、すっごく自由になった。門限とか、独り旅とか･･･それはすっごく嬉しかった！）
『きけわだつみの声』に出てくる２０歳は、ずいぶんと大人だ。ドイツ語やフランス語、さらには敵性語として禁じられている英語さえも、今の常識の無い大学生よりも全然知っている。大体、新聞を読まない大学生なんてあり得なかっただろう。平和ボケともいうが、平和な世の中の功罪はスゴイなぁ。平和な世の中に越したことはないんだけれど、それでも今の２０歳を見ていれば危機感が沸いてくる。
２０歳の諸君、知識を増やすために読書しろ。いっぱい良い泪を流すためにボランティアしろ。酒ばっかりムダに飲むな。自分を磨くために手間ヒマ惜しむな。
説教が増えたら歳をとった証拠。自戒ですね（^^;
