*「50/50 フィフティ・フィフティ」

ジョセフ・ゴードン=レヴィット

50/50 フィフティ・フィフティ [Blu-ray]

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 based on a true story ガンを克服した脚本家ウィル・ライザーの実話(生存率が50/50)を、親友であるコメディー俳優セス・ローゲンが、映画でも親友役で出演。肝心のガンで余命わずかと宣告された青年にジョセフ・ゴードン=レヴィット。これをwowow のW座で観る。
 いつもは小山さん&安西さんのイントロ&エンディングを飛ばして観ているんだけれど、今回はなぜか観てしまった・・・・たぶん、最近「死」がそれほど遠いものではなく、身近に感じられるせいかもしれない。その二人のトークで、こういう状況下でそばにいてくれる人は誰なんだろうか? と言う問と、ラストの展開に一ひねりが欠けていることを述べていた。そしておそらく実話がこうだったからそれに忠実に仕上げたのだろう、とも。
 ジョセフ・ゴードン=レヴィットを観るのは4作目。だけど彼の持ち味を出していたのは、やはり『(500)日のサマー』でしょう。あの頼りなさ。憎めない人の良さそうなところ。今回もすごくその持ち味が出ていて、くらくなりそうなテーマをコメディタッチにしていった。もちろん、コメディー俳優セス・ローゲンの力も大きいのだろうけど。でもこれは本当にジョセフ・ゴードン=レヴィットを配した時点で監督の勝ちだな! って作品だった。
 おそらくWOWOWと契約してなければ永遠にスルーだったと思う。こういう結末も、いいんじゃないかな・・・・