*「リアル・スティール」

ダコタ・ゴヨ


 正直あまり興味が無かった。ヒュー・ジャックマンは嫌いじゃ無いけれど、おそらく「負け組−拾ってきたロボット−勝利を重ね−まさかの金星(または惜敗)」、そんな感じの成長サクセスストーリー。予告を観ただけで全部展開が読めちゃう。まぁ実際そうだった(笑)
 彼の子どもマックスを演じるダコタ・ゴヨが良い。特にロボットの機能として「操縦者と同じ動きが瞬時にできる」もの真似機能があるので、2人でダンスするシーンなんかはすごく良い。しばらくターミネーター2のガキンチョと同じくらい人気が続くと思う。
ところでロボットと言えば、観る気もしないマイケル・ベイ監督のトランスフォーマー。あれよりも『リアル・スティール』の方がその名の通り、質量感がある。
グワ〜ンとかボコッ!ベコッ!となる。きっとただの効果音なんだけれど、それだけでリアリティが増す。
 小学生くらいの子どもと親子でみるには最適な1本だと思う。