- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2011/10/28
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公開時の話題作。愛人の娘を誘拐する女性に永作博美で、娘が井上真央、家庭を持つ不倫夫に田中哲司、その奥さん(実の母親)が森口瑤子。
とりあえず録画貯めしたものの、気が重い。娘(小さい頃は、愛人が堕ろした子の名前「かおる」、本来は「恵理菜」・・・・ 渡邉このみが演じる。大きくなってからが井上真央が演じる)の演技では、井上真央にはちょっと荷が重い。一方 渡邉このみの演技は序盤のシーンは、子役にありがちな演技(あれは、ああいうセリフを書く脚本家など演出側の責任なんじゃないか?)で興ざめもするが、中盤から、お涙ちょうだいの終末のシーンでは主役の井上真央を喰う演技力である。何も全ての子役演技を芦田愛菜にやらせることも無いだろう。
小池栄子が割と彼女の持ち味じゃ無い役で賛否別れるところだが、自分的には好感。やたら食欲があって飲んだり食べているところや、対人関係の悪さなど、よく頑張っていたと思う。
しかし147分は長い。瀬戸内の美しい自然などを長回しに見せていると、(これは「砂の器」に対抗しているのか?)と勘ぐりたくもなるが、一言で言うと冗長。編集に文句かな。映画観ながら「長いな・・・」と思わせたら制作サイドの負け、でしょう・・・・
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/01/22
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