- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2013/02/06
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小説では、その瞬間の驚愕がよく描かれていて、そこが秀逸。そのシーンのための全作品かとも思えるほどだ。(もちろん違うが)
一方映画版は、申請がおりなかったと聞いてからの彼女の逃避劇と、理由が分からずに婚約者が逃げた原因を探す男(動物病院の医師)がよく描かれている。その医師の兄が汚職で辞めた刑事という設定で、彼女の過去を映画ならではの映像を使って(それは哀しい)過去をえぐり出していく。
韓国映画は、久しぶりなのだが、いつもの例に漏れず、喜怒哀楽がハンパないので、ラストシーンに向かって医師の願いとは別にカタストロフィに突き進む。哀しいラストシーンに唖然とする中、ああ、これが韓国映画の神髄だよなぁと思い出される。それはもうタイトルのHELPLESSなんだよなぁ。
日本原作の韓国映画は、他にも観たがそれはもうお薦めである。