- 作者: 又吉直樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: 文庫
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「杏子(古井由吉著)」のくだりがいい。又吉らしい。そしてそれに共感できる自分がいる。それも怖い(爆) 本を沢山読んだ人はそれなりに文章が書けると思う。決して陽の当たるところばかり歩いてきたわけで無い人には彼の切なさ、やるせなさ、そして優しささえもわかるのじゃないかな? そしてもし、彼が思いきって声をかけたような女性に巡り会えたとしたら、人生が又吉のように180度グルッと変えられるんじゃ無いだろうか。読んで見なさいよ。なかなか良いよ。