*「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」

このダイアリーで☆を付けてくれた人が「あの花」にコメントしていたせいで、初めて知ったのがホンの2週間前。知り合いのヲタク系中学生に「知ってる?」と聞いたら、翌日にはわざわざ単行本を貸してくれた・・・・って話を職場の休み時間にしたら、いつもの(ヲタク系ならドンと来い!)のおばちゃんが、TV放送全11話のDVDを貸してくれた・・・・映画のようなあまりの展開の早さに自分自身が驚いている(笑)
 wikiでのちっぽけな知識を元に見始めるが、まず最近のアニメのクオリティの高さに驚かされる。次にたった数回しか訪れたことしかない秩父の町並みだけど、あまりに再現されていてこれまたビックリ。
 初回いきなりメンマがじんたんにまとわりついて戸惑ったが、見ていくうちにストーリーがわかり始める。幼い頃特有の友人関係、幼い恋心、嫉妬からつい口をでた一言、そしてそのことが原因で訪れる少女の死・・・それをきっかけに動きを止めた歯車と、動き出した別の歯車・・・10年後現れたメンマによって、ふたたび動き出した歯車、その真の意図は・・・・? メンマ自身がその問の答えを知らぬまま物語は進む。
 全11話中一気に9話まで見たところで、この感動を文章に残そうと書いてみた。明日には全部見終わるだろう。今夏映画化もされており、こちらは(物語が完結した後)の無理矢理の続編だから、コアなファンを満足させられないのは致し方ない所かも知れない。でも「あの花」ビギナーの自分なら楽しめるかも。
 秩父が聖地化していると聞く。こういうファンがストーリーと同じシーナリーを楽しむのも、乙なものだね(^_^)