*「オブリビオン」トム・クルーズ

アンドレア・ライズブロー

 B-Layで鑑賞。『トロン:レガシー』を撮ったジョセフ・コシンスキーが監督。この人あまり知らなかったのだが、特典映像で製作裏話をみて、彼の情熱(ヲタク?)とアイディアの豊富さには舌をまいた。なるほど、エイリアン以降宇宙人者のSF映画は暗闇主流になってしまった。明るい太陽光の下。そして、今までとは違う砂漠のシーンということで、アイスランドの砂漠での撮影。それに、あの月が半分ぶっ飛んだ映像は確かに圧巻のすばらしさだ。
 トムクルーズは当然ながらアクション・SF映画の出演が多い。最近はMIシリーズの合間にこういうSFに出ているイメージ。衰え知らずのトムだが、さすがにアンドレア・ライズブローとの共演は、ちょっと年齢差を感じるようになってきた。
前日「ワールド・ウォー Z」を観たせいで、本作のアイディアは面白く感じる。なるほど、そう来たかぁ・・・フフフ・・・そんな感じだ。まぁ同じ夢を何度も見て、その夢の中に出てくる女性が現実に現れれば観客も結末を予想するわな。これでは目の肥えた最近の観客にフルマークを期待することは出来ないだろう(metoo自身も悪くは無い・・・だけれどもう1つ2つ捻りが欲しい、そんな感じ)
 モーガン・フリーマンがでてきたが、やはり彼は「ショーシャンクの空に」のようなさりげなさが逆に存在感あって良いと思うので、ああいう役はどうかな?って思うなぁ。