*ちょっと悪ノリ『マチェーテ・キルズ』

アンバー・ハード


 なんで毎週土日天気悪いの!? んなわけで昨日に続き映画鑑賞。『グラインドハウス』内で流れた偽の予告編『マチェーテ』が映画化され、さらにそのエンディングで更に偽の予告編『続・マチェーテ』等流れたのが、ようやく第二弾『マチェーテ・キルズ』として完成。個人的にこういうB級映画ノリノリ大好き!
 今回はレディガガが出演するので、それだけで朝の情報番組で大きな話題。ダニー・トレホはもちろん、前作のメンバー、ミシェル・ロドリゲスジェシカ・アルバ、そして今回敵ボスにメル・ギブソン、やたら軽いノリの大統領にチャーリー・シーン、ミス・サンアントニオのブロンド美人に(ジョニー・デップの恋人)アンバー・ハード。とにかく美女勢揃い。
 内容と言えば、のっけからダニー・トレホの恋人役がいきなり殺されるし、片目のミシェル・ロドリゲスに至っては今度は左目も失う(どうする次回作・・・予告編では左目があったように思うが・・・?)。心臓が止まった瞬間にミサイルが起動するので殺されないように移送していたマッドマン演じるデミアン・ビチルも殺されるし、まぁとにかく死ぬ。そして死に方もグロイ。よくこういう殺し方を思いついたと思う位グロイ。
 この映画は1970年代後半製作イメージなのだそうで、ご存じ「スターウォーズ」の大ヒットにより、製作サイドから「スペース」をモチーフの一部にいれ、さらに次回作は「・・・in space」と銘打っているのだそうだ。もうこの辺悪ノリしすぎて、ダメダメ感・・・ミサイルに乗っていくシーンや、ラストの宇宙ロケットに乗っていくところも・・・
 なのでアメリカでは大コケだそうで、これでは次回作は無いのかも・・・と淋しくなる。私的にはけっこう楽しめたシリーズなのだが、雨とは言え劇場は日曜にしては寂しい入り。終わって周囲を見渡せばけっこーオジサマがお一人でご鑑賞・・・さびしさ一杯で劇場を後にしました(笑)