*「夏の鉄分補給!(初日編)」

 取れないよー!トワイライトエクスプレス
 そこで急遽チープな旅となった。JR東ウィークエンドパス8730円也。大糸線吾妻線乗りつぶしがメイン。週末二日間を有効に使うため、夜行「ムーンライト信州」に八王子0:40に乗車。列車は旧特急あずさで使用していた183系? 5時間後には白馬駅終点。白馬三山が美しい。




朝の北アルプスは絶景。山屋さんも多数。若干鉄屋さん混在。こんだけ天気に恵まれているのなら白馬お散歩も良かったかも(今回の同行者は、基本山屋。旅の誘いに「まるで大学時代のような旅を・・・よし! 行こう!」と二つ返事してくれた)。
 白馬で1時間の待ち合わせ。ここでモーニング。南小谷まで行くとここで乗り換え&切符購入(今回唯一のJR西日本)。とにかく姫川沿いの山岳路線を楽しむ。何度も鉄橋を越えるので撮り鉄にも楽しいよ。
 糸魚川付近からは来年開業の北陸新幹線のフル規格高架線がムダに高い所に建設されていて、やたら腹が立つ。糸魚川直江津間は穏やかな日本海が楽しめる。能生付近の海水浴場がイイ感じの混み具合。
 この日は日本三大花火大会の長岡花火。それ目当ての人もチラホラ・・・だが鉄屋さんはそれも気にしない。少しもったいない・・・
 直江津から長野は鈍行なくせに指定のある「妙高4号」??? なにこれ? 直江津入線で納得。旧特急車両(183系?)を使用。wakuwakuするが乗ってみると車両はカーブ毎にギシギシ。洗面台で水出すとゴボゴボ。さすがに車歴を感じる(それでも旧国鉄特急色は嬉しい)。
信越本線・・・と呼ぶにはあまりに寂しい路線(来年北陸新幹線開業でさらに3セク化が進む・・・)。うとうとしていると途中列車の逆進行に気づく。おぉーここは二本木駅。全国的にも数少なくなった現役のスイッチバック駅。起きて良かった!
 長野に着くとお目当ての253系NEX目指して長野電鉄へ。駅舎が微妙に離れてて、地上は暑い! 鉄屋さんには当然の知識だろうが、現在3両編成「スノーモンキー」と言う名で長野〜湯田中間を走っている。因みに特急料金は\100。253系は座席転換ができないのが欠点。しかし車両中央だけ向き合ってBOX状態になり足を伸ばせられる。妙高山や志賀のスキー場を眺めながら湯田中到着。





 やることもなく時刻表を眺めていると友人が「上田電鉄」も折角だから乗ろう!と言い出す。これにより晩ご飯が90分以上遅れるが、友人も鉄分が多いのか気にしない。結局上田電鉄別所温泉タッチ&ゴー。先日BS朝日で特集していた「モハ5250」もパチリ。





 小諸付近でもやたら乗客に浴衣客を見かける。きっとこの辺で祭りもあるのだろう。世俗事を一切断ち(笑)軽井沢でしなの鉄道は終わる。駅弁・・・を探しながら横川最終バス18:10を目指す・・・しかーし! 思いも寄らぬ長蛇の列! 同行は常に余裕の人で「こんなバス乗る人いねーよ」と言うが、ギリギリ最後に座れ一安心。駅弁買えず。じゃあ横川で。
 横川に降り立てば、峠の釜めしで有名な「おぎのや」がシャッターを降ろし「本日の営業は終わりました」。あるのはドリンクの自動販売機だけ。駅員もおらず途方に暮れる約60名。
 この日は高崎で花火があったのか、高崎に近づくにつれ浴衣姿のカップル多数。花火も一切無視してこの日の宿は新前橋ターミナルホテル。やたらコスパの良いビジホ。ここで乾杯&夕食で明日に備えるぞ。約600km乗車。