*久しぶりに「ゲッタウェイ」

 最近リメイクされたのは、アレック・ボールドウィンとその妻にキム・ベイシンガーが主演した物。まだそちらは観ておらず、今回は1960〜1970年代アクション映画の巨匠と言われたサム・ペキンパー監督、マックィーン主演の有名な方。共演は後にマックィーンと結婚するアリ・マッグロウ。「ある愛の詩」のヒロインさんですね(^_^)v
 ペキンパーもマックィーンも脂の乗りきった頃の作品で、当時マックィーン好きが多かったのも頷ける(当時42歳)。鍛えられた尻がセクシーに感じたんだろうな。まぁそっちは何とも思わないけれど(笑)、ショットガンを無駄に打ちまくるシーンなどはカッケーと思うよ、うん。
何しろ初見がずっと昔なので、(えっとー、逃げ切れるのが「ゲッタウェイ」で、悲惨なのが「ダーティーメリー・クレイジーラリー」だっけか?)そんな印象。日本公開も1年違い、似たようなアクション俳優(当然マックィーンの方が人気度高い)でごっちゃになる。
 久しぶりに観て懐かしさと同時に、この映画の設定が夫婦、というのが妙に今っぽくない。それにご主人を仮釈放させるのに役人と寝てしまう奥さんというのも、当時としてはどうなのかな?なんて思った。そういうのが原因で別れそうなんだが、別れずに上手くいく・・・なんてのがペキンパーらしからぬラブストーリー要素大。当時大ヒットになったのもむべなるかな。ちなみに映画音楽担当はクインシー・ジョーンズ。初見では当然知らない人でしたが、今気づくとビックリ! 映画ファンならマストムービーの1つなのかな。

ゲッタウェイ デジタル・リマスター版 [DVD]

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