＊うーん、微妙なB級映画『スティーラーズ』

スティーラーズ [DVD]

ピッツバーグスティーラーズのsteelなら「鉄人」。ホームスティールのstealなら「盗人」。さあ、どっちのスティールだ！？　metooは鉄人と思って鑑賞したが。
　映画は３つの話しが、最後に重なっていく･･･最近よく観る話だが、３つの話自体が無理矢理のこじつけで、見終わった後に（なるほど･･･そう来たかぁ･･･）というような深い話ではない。だが登場人物は無駄に豪華。マッド・ディロンにイライジャ・ウッド。「ロードオブザリング」以外で、この人食っていけるのか？と不安視していたが、こんなとこで稼いでいたんだ。
　そうそうこの映画の１つのキーが「指輪」。まさか、指輪繋がりでのイライジャ・ウッド？？？　
　ブレンダン・フレイザー演じる物真似エルビスは、悲哀以外の何物でもないが、「ハムナプトラ」演じたイケメンだったのになぁ･･･とこちらも悲哀を感じる。
　テイストはmarvel物、或いはQ・タランティーノ調。しかしなんかちっちゃく感じちゃうところが、日本で受けない理由か。そもそもエルビスのマネで稼ぐ人や、女性誘拐して飼い慣らすとか、アメリカだと共感する部分もあるのかもしれないが、日本だと（う〜〜ん）って感じじゃないのかなぁ？
　原題は「PAWN SHOP CHRONICLES」　質屋の年代記かぁ。観れば（なるほどねぇ）なんだけれど、それじゃあ日本人意味分からないからなぁ。まぁB級好きは観てみて下さい(笑)

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