*『ハードラッシュ』

原題は「CONTRABAND」まんま「密輸」。そう密輸の話。(じゃあ、ハードラッシュって何?と問われれば曖昧な返事しかできないが)
 M・ウォールバーグが好きで(やっぱ「ディパーデット」からかなぁ)、鑑賞。クライムサスペンス。こういうの観ると必ず主人公側にたって、密輸成功を祈ってしまうのは、正しいのかな・・・?
 結構ハラハラドキドキ。絶対に密輸は成功するって分かっているのに、二重三重のピンチが待っていたり、タイムリミットが近づいてきたり・・・。それが結構よくできている。だから脚本段階でM・ウォールバーグが出演OKしたのも分かるよ。あとは監督が上手く仕上げてくれれば・・・ね!
 最後の最後まで楽しめるデキになっている。セバスチャン演じるベン・フォスターは、ライアン・ゴズリングにも雰囲気が似ていたような・・・。惜しいかな、何かが足りない映画。「ほぉー、そうくるか・・・!!」のような一ひねりがあればもっとのめり込めただろう。結構良いできなんだ。だけど・・・惜しい。