*「ブラック・スキャンダル」

ジョニー・デップ、色んな役柄演じるんだけど、今回は実在したアイリッシュ・マフィア。凄みと狂気がよく出ているんだけれど、やっぱ「チャーリーとチョコレート工場」みたいなのが一番かな。
いきなり司法取引(要は、自白する代わりに減刑してね!)って奴から始まる。仲間に売られたのかーと何となく思いながら観るが、この主人公ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーは、裏切り者は絶対許さない。血なまぐさい方法で次々と殺しては埋めていく。じゃあなんで、最後は仲間に売られるの? ってのは観ていくと分かる仕組み。
 ベネディクト・カンバーバッチがバルジャーの兄役なんだが、この人の顔立ちって、なんていうのかなぁ・・・この映画では政治家、弟の指名手配で引退して後にマサチューセッツ州立大学総長・・・って役柄なんだが、まぁそういう配役にはあっているのかも。
 時代は1975-1995。そんな昔でも無いけど、携帯もなければそれほど監視カメラが無かった時代。よくこんな凶悪人が街中をのさばっていたかと思うとアメリカ怖い。ボストンって平和なイメージあるけどサウスボストン怖い(笑)