*そんなに繋がりたくない

『十二因縁 縁〜神様君と願いの絵馬』を読んだ。ひょんなことから縁結びの神様になった男子高校生の話だ。ドンマイ。
 縁結び、と言えば今日もSNSで「友達では!?」と次々と縁結びしようとしてくる。実際知り合いなんだが、それでも毎日の出来事をいちいちチェックする仲では無い。向こうだって同じだろう。だから(おそらく向こうにも「友達では!?」が映し出されているんだろうが)、友達申請してこないんだろう。いや、結構友達申請来るんだけれど、心は「だが断るっ!」なのだ。
 誕生日におめでとう!のひと言も言えない友達300人持っていて何が楽しいんだ、一体? 本当の親友が両手いれば、けっこう人生楽しい。
 一方ブログでは、一度もあったことも無い方々(更に言えば顔さえ知らない人の方が多い)と交流して、なぜか楽しい。多分、オフ会などもしない関係が続くのだろう。過去何人もの方々がブログを閉鎖して私は今ここに取り残されている。でも誰かにこうして発信している。ダメかなぁ? 例えば銀河系の端っこで三等星四等星の星がひっそりと光を放っているとしよう。誰も気づかないかも知れない。どことも繋がってないかもしれない。それでもいいじゃん、ダメかなぁ? 
 こんな繋がり方が、実のところ好きなんだ。