*『一度も登らぬバカ、二度登るバカ』その2



100m毎に0.6℃下がる。3700mでは-22.2。下は猛暑日で30℃。約7.8℃くらいか。それならとユニクロのダウンジャケットやら、フリ−スのネックウォ−マ−まで持参。オバパンも。結論から言おう、全く無用!(しかしグロ−ブ、せめて軍手は必要だった。滑りやすい登山道だしね!)
 朝1から登り始めると、御来光組が丁度降りてきて混んでいるんだよ。またその人達が結構な厚着でね。そんな寒いのかと思っていたんだが、こっちは登山でそのうちTシャツ1枚よ。で、この山ときたら「1外人が多い。2結構な率でスニ−カ−」 山に来た人なら分かると思うが外人さんは、薄着が多い。いくら何でもヤマを舐めすぎだろ! って人が多すぎ。
 1小学高学年・低学年を連れたヤマお父さん(きっとヤマ家族)。8合目付近で、もうイヤダとばかりに泣きわめく低学年の男の子。その気持ちは分かるよ。うん。なんでヤマに連れてくるのさ、降りるのに登る必要ないよ、と高尾山に登りながら思った幼き日。
 2(こういうペアは非常に珍しい)ロシア系の母子二人組。女の子は、もう「いやだ」と動かず(実際はおそらくロシア語)、ちょっと上で娘の上がるのを少しずつ励ますお母さん(もろ日本語)。7合目付近だったが、帰りは9合目付近ですれ違った。まだ先は長いぞ。

 
 富士山に登って、ずっと同じように頂上目指すだけで、本当につまらなかった。これが雲も無く、あちらこちらの(例えば日本2位の北岳とか、甲斐駒ヶ岳とか、遠くから見てもすぐに分かる槍ヶ岳などが)、明らかに下に見えたなら、きっと最高なんだろう。いつもなら、(あ、富士山が見えた)それだけでテンション上がるのに。何枚も写真撮ったのに必ずまた撮る。そんなことも今回、もちろん無かった。
 今回のタイムは駐車場6時。5合目6:40。登山開始6:45。いわゆる山頂11:20。標準より35分早い。そこから最高地点剣が峰あたりで記念写真。下山開始が12:15。買い物しながらバス停着が3:15。4:20に駐車場を出たのは良いが、土日とも晴れていた週末は関東では久しぶり。「東名は秦野中井を先頭に35kmの渋滞、通過に100分」。お−、行きは自宅から90分で着いたのに−。
 東名ではこんなにスカイラインGT-Rがいるの!?ってくらいいて(笑)、至福な一時だった。大抵ナンバ−が「32」だったり「33」だったり。なぜに日産はスカイラインを、ああいうタイプにカテゴライズしたのだろう? そもそもマ−ク?VSスカイラインだったんじゃないのかい? マ−クXの対抗馬なら、今でも乗りたい・買いたいぞ。スカイラインに1800CCがあった時代が懐かしい。
 5月に1回、8月に3回、そして今回。今年は例年になく百名山登山が多い。10月は「磐梯山」なんかよくね? と仲間と話している。バイクでは裏磐梯まで走らせているけどね。五色沼見ながら登れたら最高だな!