*『五分後の世界』(村上龍)

 読むものがみつからず、久しぶりに村上龍ブックオフで手に取った。裏表紙には「著者自ら最高傑作と語る衝撃の長編小説」とあり、期待した。
 わりと小説でも映画でも最後までガマンして(元を取る)タチだが、以前誰かがどこかで「つまらないものにお金を出して、さらに貴重な時間まで差し出すのは明らかに損だ」みたいな文に触れたことがあった。
この小説は自分には合わなかった。すっ飛ばしても良い描写が(戦闘シ−ンや、音楽シ−ンで)いくらでもあった。でもきっといつかはこのパラレルワ−ルドの謎が解けると信じていた、のだが。
 疲れた。少し箸休めに「伊坂幸太郎」でも読んでみようと思う、次は。