マット・デイモンは好きな役者だった。若いJBが(自分とは何者か?)(平穏に暮らそうと思えども、その平穏を破る国家の組織との戦い)を描いているのも面白かった。だから本作を(映画館で見るほどで無く)楽しみにしていた。なぜ映画館以外で? それは偉大なるマンネリズムに陥ってきたからに違いない。
あの「グッドウィルハンティング」で、天才の孤独を演じたマット・デイモンが老けている! 気付けば40代半ばか。もう不惑の年だ。あんたどっかの映画のマンネリよろしく、辺境の地でストリ−トファイトしている場合じゃないよ。そしていつものカ−チェイスだが、「MIシリ−ズ」最新作の方が上だった。なにせ、殺人犯が目立つSWATの装甲車で逃げるのも、それをムダに追っかけるのもナンセンス。(カメラ割り、っていうんですか? それ自体は毎回同じで安心はする(笑))折角銃器を持っているのに、犯人に横から体当たりで、そこからの格闘戦、ってのも、う〜ん。(せめて膝くらい打ち抜いてからにしませんか? それは卑怯ですか?)
トミー・リー・ジョーンズは、正直もう出なくてもよろしい。年齢に相応しい映画にさえ出てくれれば良い。ヴァンサン・カッセルは印象深い人、オ−シャンズシリ−ズだったかなぁ記憶に残るのは。
1.2の頃が一番面白かったかな。
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