アカデミー賞脚本賞争いをしたのは、本作だよね!? 黒人男性が付き合っている白人女性の実家を訪れる。父親は「オバマを熱烈に支持している」と言うのだけれど・・・
どうみても黒人差別の映画だろう、って先入観で観ていると見事に裏切られる。豪華な実家で働く黒人メイドと黒人労働者。この二人、どうも話していて噛み合わない。パ-ティでは初老の女性と付き合う若い黒人男性(どこかで観たことがあるような・・・)。何から何まで怪しい。
もうさすがに都会に戻った方が良いよな、と考えるのだが。
写真家と成功している黒人のクリスは、空港警察の黒人とも仲が良く、この人の存在が、恐いミステリー映画をギャグ映画ギリギリにさせている。だってこの映画が初監督、コメディアンのジョーダン・ピール。怖さの中に笑いを上手く入れている。全米大ヒット作品。オススメです。