*『ゾンビ映画を2本観る 後編はTHE DEAD DON'T DIE』

 『THE DEAD DON'T DIE』は「ゴーストバスターズ」のビル・マーレイが出ていたり、アダム・ドライヴァーがいたりと、何気に豪華キャスト。監督はジム・ジャームッシュって私は知らないけれど有名らしい。
 ふざけた映画だ。主題曲が『THE DEAD DON'T DIE』で、劇中カーラジオから流れる時も、「この曲はそんなに有名なのか?知っているのか?」「もちろん、だってこの映画の主題曲だぞ」だとか、「悪い結末の予感がする」「なんで何回もそんなことを言うのだ」「だって脚本渡されて読んでいるから」「誰から」「(監督の)ジムからだよ!」などと、シュールすぎる設定だ。アメリカ人なら笑えるのか? 有名監督だから許されるのか?
葬儀社の女性が仏像を飾り、その前で日本刀の形を見せる・・・なぜか柔道着で。シュールなのかいい加減なのか? ちなみにその女性、コンピュータでUFOを呼び出し、宇宙に消えちゃうんだけれど。
 全編を通じて微妙な笑いのコメディだが、セガールの『斬撃 -ZANGEKI-』を観た後なら、傑作に思えてくるのが不思議だ。まぁ観てみて。

 

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