*『長い長い殺人』『笑う警官』連続見その1

年末に利き腕を骨折した。服の着替えもままならない。参った・・・!! あ、皆さん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 そんなわけで、年末大晦日からやることと言えばDVDなど映画鑑賞、たまに読書(笑)
それで(え、確か見てないよなー・・・)と思いながらTSUTAYAで2本借りる。旧作80円に惹かれて年末用に借りてみた物の、実際は86円だった・・・(爆)
 まずは『笑う警官』だったが、大森南朋のサックスに(あれえ、嫌な予感・・・)なんか見た覚えがある。何が嫌って、あの無意味なサックス! 隠れ家のようなバーで、マスターが大友康平でムードは最高。ゆったりとしたペースで物語は無駄に進む。11年ぶりにメガホンを取った角川春樹がとにかく無能! テイストは高級なのだが、脚本も演出もダメダメ。佐々木譲のベストセラー小説を駄作にしてしまった。佐々木譲可哀相。
 裏金問題で百条委員会に出頭する巡査長宮迫博之を、そうはさせじと、殺人事件の犯人として射殺を目論む道警上層部。無実を証明するために奔走する刑事達の15時間を描くのだが、何しろ捜査はスロー。1.3倍速で流し見するのだが、大森南朋松雪泰子もボソボソ喋って、何を言っているのか分からん。結局どこまで見てもその先が思い出せないで、ずっと見た。そのたび(あぁ−、こういうシーンあった)と思うだけ。86円でも後悔しきり。

笑う警官 (ハルキ文庫)

笑う警官 (ハルキ文庫)