変なタイトルだ。原題は「Tyskungen」日本語訳が「ドイツキッド」。なんだ大分違うぞ。
余り期待しないで見始めたんだが、WOWOWの予告が面白そうなんだよ。(その割にマイナ-で後悔することもしばしば) 「母親が事故死したエリカの元に、母親が16才の時産んで手放した兄と名乗る男が現れる。エリカは信じられないと追い返すがその兄が何者かに殺される。エリカが母親の過去の秘密を探って行くが次々と関係者が殺されていく」
で、見始めると「顔認識能力の低いmetoo」には、若い時の北欧人が似て見えちゃって、もう何がなにやら・・・(実際途中風呂入ったり、途中ねちゃったりっていうのもあるんだが・・・)。
絵的には典型的な北欧サスペンス。(ついついドラゴン・タトゥーの女を思い出すぞ) そこにナチスが入ってくると、もうたちまち戦犯物になって、まぁどれも似たような内容になる。でもまあその中ではバラバラだった点が最後に線になってつながっていくとこなんか良かったんじゃ無いかな。ただ、タイトルが仰々しいよ。yahoo映画じゃ検索できなかったよ。
犯人はこの手のミスにありがちな設定で分かりやすい。リピ-トボタンを押しながら、見終われば青春時代の残酷さや、アルツハイマーなんかもうまく取り入れた作品だったと感心した。