映画館で得たあの感動を忘れまいと、観るのを封印していた「君の名は。」 地上波でやっていたのでついつい観てしまう。そしてあの時思ったこと(だけれどブログで語り忘れたこと)を書きたい。
(どうしてだろう?)なぜ涙が流れたいるのか分からないことがある。なぜだか分からない。その謎を突き詰めていく過程で、1つの物語が浮かぶことがないか。その物語を煮詰めていくとこんな作品ができるんじゃないか。そう思った映画館の中。
もしかして(そういう体験)ってほかの人はしていないのかも知れない。いいやそんな事は無い。タフに見える松岡修造だって、ピュアなハ-トはどこかに捨てて大人になった安倍晋三だって、きっと頬を濡らす涙で(泣いていたことを)知ることもあるんじゃ無いか。ただ大人になっていく過程で、そういうことが徐々に減っていき、忘れてしまった大人もいるんだろう・・・だけれど、そうだけれど自分はあの映画で思い出すことがある。無くしたものの大切さを忘れてしまった自分に、もう取り戻せないと悟った自分を哀しむもう一人の自分がいるんだ。新海監督はきっとそのことに気付いているんだろう。全ては気付かず忘れ去った大事なものと、その再生とを描いた『象徴的な』作品なんだと。そう思ったらいけないだろうか。
この夏、新海監督作品、映画館で観てみようかな・・・
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