*『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

   実際にあったカンニング(発覚済み)事件の映画化。韓国映画と思って見始めらタイ映画。タイ映画観るの珍しい。(文字見て、あ-タイ映画なんだ、と)
 WOWOWのW座で観たんだが、解説のお二人の感想が実に的を射ている。特に奨学金をもらっている主人公リンと苦学生のバンクが「STIC」を受けるために豪州に飛び、そこで二人の記念写真を撮るときには、二人の仲が急接近するのかと思えば、そんな事も無い。「カンニングだけでよく1本映画撮れましたね」って薫堂さんが言ってましたが、その通り。よくできています(笑)
 タイの格差社会も垣間見れます。あんなに貧しければリスクあるけれど、カンニングで勝負しちゃおうかな。そう思うのも無理ないかも。面白い。ただタイトルが刺激的すぎ。もっと何とかならんの?

 

バッド・ジーニアス 危険な天才たち [DVD]

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