まずは三浦春馬君にお悔やみを。お悼み申し上げます。
人気作家、伊坂幸太郎作品なんだが、この意味の分からないタイトルに、食指が動かなかった。三浦春馬と多部未華子が出てくるので、きっとハートウォーミングな作品なんだろう。そこに伊坂ワールドのスパイスが効いてくる、って思えば楽しみな筈なんだろうけど。
WOWOWのW座観ていたら、小山薫堂が「シンガーソングライターの斉藤和義が伊坂幸太郎に歌詞を依頼」「伊坂幸太郎は詞は書けないけれど、小説なら」って感じで書いたのが本作らしい。劇中使われる主題歌「小さな夜」をストリートミュージシャンが歌っていて、こちらも伊坂ワールドではお馴染みの仙台駅前のシーンが出てくる。
どうって事の無い日常の中に、出会いをめぐるいい話がポツンポツンと出てくる群像劇である。
アイネクライネナハトムジークは《小さな夜の曲の意》モーツァルトのセレナード第13番ト長調。1787年作曲。全4楽章。モーツァルトの作品の中でよく知られている曲の一。(Weblio辞書から引用)だそうです。