*『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

   ダニエル・クレイグのボンド最終作。約1年半待ちました。長かったよー。コロナ禍による上映待ちが他にも『トップガン2』『ミッション:インポッシブル(あれ、もうできたんだっけ?)』など話題作・大作が上映待ち。あぁー待ち遠しい。
 ダニエル・クレイグって渋いので007に似合っていた。でもさすがに10年ボンドやっていると、単純に脂がのった40代半ばも、10年後はアラカン。ボンドガール、レア・セドゥがぞっこんになるけど、ボンドが時折初老の雰囲気が出てくきて、それも切ない。
 『ミッション:インポッシブル、ゴースト・プロトコル』で謎の女スパイ演じていたレア・セドゥは格好良かった。アクションできるんだからもっとアクション見たかった。そして何より休日だというのに、シネコンの座席数少ない方のシアターだったのも悲しかった。やはり大作は大きな1番シアターで見たかった。
  冒頭から予告編でさんざん流れているアクションシーン。中盤~後半は007には珍しい人間ドラマが主体。ヒールの個性が弱いとか、大量殺戮兵器の開発&それを欲しがるバイヤーなど、使い古した設定は映画評価の星が落ちる。それとも過去の作品へのオマージュとして、高評価にするべきか?


www.youtube.com


 一人の女性を愛し続けられるか。その青い瞳の子どもはボンドの子どもなのか。007らしさがなくなり、人間としてボンドを描くのは最近の潮流なのか。個人的には良かったと思うが。次回はこの続きから違うボンドが登場するのだろうか・・・?