*『岳』(石塚真一著)

 家のボイラーが壊れて1ヶ月以上。苦難の日々が続いている。週に何回かスーパー銭湯にも顔を出して凌いでいるところ。そこにはマンガコーナーがあるんだけれど、何か没頭できる物に最近は出会えない。そんな中・・・
 山に登って山小屋泊だと、なにかやることが無い。相棒と登っても明日のコース話はすぐ尽きるし、部屋では静かにしないといけないし。
 山小屋には大抵アルプスの写真集や、山岳救助を題材にした『岳』が置いてある。この内容がなかなかリアルで(まあ実在のクライマーやら山小屋の方やらをモデルにしているのだから当たり前か)気に入っている。
 銭湯のマンガコーナーに『岳』があるので、入浴後はボケッと1冊ずつ読んでいる。暫く読み終える心配は無いが、全部読んでしまうといつか山小屋でヒマになった時に困るし。銭湯に『空母いぶき』とか置いてあれば良いのだけれど。そうそう山小屋に『ゴルゴ13』は置いてないなぁ。人が死ぬ話になっちゃうからかなぁ。