*『ICHIGEKI 一撃』

 

 

ICHIGEKI 一撃 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2013/02/02
  • メディア: Blu-ray
 

 

観たことあるかないか分からないのが多いセガール作品。コロナウィルスのせいで自宅にいることが多く、とりあえず録画してみたら、部分部分は観たことあったが、トータルで観たことが無かった。
 セガールもせめてこの時代のようなボディでいてくれたら良かったかのように思う。一時『電撃』のように、タイトルが『沈黙~~』シリーズから抜け出そうとしていたんだよね(すぐまた戻ったようだけれど)。
 トルコ大使館主催のパーティで、東欧の女子児童人身売買がおこなわれるので、セガールが偽名で潜入。シンジケートが追跡するんだが、あんだけ目立つ大男を見失うなんてあるのか? ポーランド警察は無能で、セガールにパソコン触られているのに誰も気づかないのか? 美人デカは途中からセガール専属になるが、組織的に良いのか? そもそもセガールと東欧女子児童は一体全体どこで巡り会っている?
 セガール映画は毎回謎が多いのだ。アクション映画に理屈はいらねえ。そんな声が聞こえてくるのがセガール映画なのだ。

 

*『ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~』


 ジョディ・フォスターが好きです。だから観ました。実年齢58歳、映画の中では70歳代設定です。だから(こんなに老けちゃったの!?)と、最初はビックリしました。2028年、LAにある22年間経営の闇病院の闇医者がジョディ・フォスター
 設定はジョン・ウィッグのマフィア・ホテルのパクリでしょうか? それっぽい近未来SF映画なのですが、途中で(もう、いいや)です。「フライト・プラン」くらいの、綺麗なジョディの作品に出合いたいです。

 

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*『金の亡者たち』

 「ウォール街」コレア版。同じような内容は探せば日本でもあるかも知れない。「兜町の亡者たち」だとか・・・
 主人公はうだつの上がらぬ、3流大出の普通の男。その彼がひょんな事からインサイダー取引きやマネーロンダリングに手を貸し、その報酬として巨額の裏金を手にする。
 よくこんな男に綺麗な彼女がいるなぁ、と思うのが序盤。そのうち会社でもできる男になっていくとたちまちその彼女を棄てて、いい女に鞍替えするのが中盤。こういうトコは全世界共通か。さて悪事は最後まで「知らぬ」で押し通せるか。はたまた(トカゲの尻尾切り)で組織に裏切られるか。結末は見てもらうしかない。

 

金の亡者たち [DVD]

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*『ミッドウェイ』 ローランド・エメリッヒ監督作品・・・


映画『ミッドウェイ』本編映像


 太平洋戦争の一大転機。南雲司令官の爆装から雷装への「運命の5分間」で有名。何度も映画化されているのに今、なぜ!?
 注目の山本五十六豊川悦司・・・? 山口多聞浅野忠信・・・おぉー抜擢感(『バトルシップ』だっけ?艦長演じてたの?そのせい?)。國村隼が南雲中将? あらら可哀想に。メインキャストの豊悦、声が昔の軍人向きじゃないと思うんだけれど。
 CGのすごさは『パールハーバー』でも感じたが、今回監督がローランド・エメリッヒでしょ? こいつくそじゃん。絶対駄作だよ・・・・(と分かっているのに観に行ってしまう・・・映画に飢えている、ってのもあるんだよ)。CG大作だけ!って監督だからナァ・・・
 予告では話題作「TENET」(クリストファー・ノーラン監督)を流しており、二人の監督の器の違いを感じるなぁ。来週観に行こうっと!(できれば2回続けて観たいゾ)(1回目で理解出来れば良いのだけれど自信が無い)
真珠湾開戦前、米情報分析官レイトンと山本長官の出会い~真珠湾攻撃~珊瑚海海戦を経て、「さあ次はミッドウェイだからね」、とレイトン。そして急降下爆撃機乗りがメインの主人公かな。真珠湾後に太平洋艦隊司令官に着任したのはニミッツ提督も主要メンツ。ウディ・ハレルソンが演じるが『ゾンビランド』のイメージが頭に残っていて、いつエルビスの真似をするのか期待してみていた(残念だがアメリカらしい司令長官を演じていた)。アーロン・エッカートはドーリットル中佐。良い役ゲットしたね。
 さて肝心の空中戦なんだが、それがとてつもなくクソなんだよ。足の遅い艦爆なんか零戦で一撃でしょ(高速道路で80kmで走る軽自動車を、180kmで追い抜くスポーツカーなんて、一瞬でしょ?)。ましてドレスデンの後部機銃で零戦が落ちる落ちる・・・。また空母からの対空砲火がスゴいんだけれど、いつの話? 開戦直後の空母の対空砲火にあたる飛行機乗りはヘタすぎるでしょ。ゼロ戦に撃墜されるより対空砲火で落ちる落ちる(ゼロ戦による撃墜シーンが本当に少ない!)。
 一方帝国海軍は艦攻・艦爆に狙われているのだから、回避行動をとるべきでは?(実際の戦闘写真でも空母は回避行動を取っているが)
 あまりにも有名な戦闘なので詳しい人が多いと思うので、もっと史実に忠実にしてほしい。第二次世界大戦中の司令官評価では、南雲中将は能無しの部類に入っていて、映画でも無能に描かれており(國村隼が演じる)、南雲姓の子孫は肩身が狭いだろう。でも仕方ないな。多聞丸が作戦指揮を執ってくれていたらなぁ。
 帝国海軍空母4隻撃沈にあって、唯一善戦した飛龍艦長山口多聞は描いているが、他の艦長一体どうした? 人間は描かないのか、エメリッヒ? 戦闘シーンだけ観に映画館に行った。だが映画館は、良い。やっぱり。
(やはりミッドウェイ海戦は昔の邦画の方がよく描かれている。タイトルは、残念だが忘れた)

*『ジュマンジ/ネクスト・レベル』

 CG技術の発達により、どんどんゲーム内容がエスカレートするジュマンジ。前回『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のメンバーが大学生になって、どうなった!? 存在感がなくて自分に自信が無かったスペンサーは、マーサとはうまくいってないの??
 そんな人間関係を最初に描いて、他にも老いの問題・老いた親友同士の問題など人間関係にも触れているところが、CGだけじゃない・・・!と言いたげだ。
 ストーリーは前回同様、ライフは3つ。死ぬと天から落ちてきてリセット。キャラクターには長所・短所が書いてあり、(何に使うの、この長所?)みたいなものも、しっかり最後に効いてくる、のは脚本の妙かな。ハラハラしながらも安心して見せられるので、子どもと一緒に観たい一本だね。

 

 

*『夏の終わり』


 超巨大台風一過、街は諺通り「台風一過の晴天」・・・どころか北国を中心に記録的な暑さ更新。いい加減夕方の発雷は終わりかと思えば、差に非ず。
 南に向かう帰り道、遙か彼方、花火大会か、はたまたパリ解放に向けて差し迫ってきた連合軍とドイツ軍との砲撃の嵐なのか、暗く日が落ちた雲間を妖しげに光照らす。
 幼い頃、自宅じゃないどこか、(お祖父ちゃんの家なのか、はたまた友達の家にお泊まりしたときなのか)、わくわくしながら眠れずに網戸越しに見た夏の夜の雷にも似て。
 もういい加減雷も勘弁して欲しい。真夏日も勘弁して欲しい。まだタオルケット1枚で寝ているのも許して欲しい。秋よ、来い。(写真は雲波の凡様から引用)

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遠く、遠く。遙か彼方で雲間光る

 

*『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 』


原作はマニア・・・じゃないけれど、そこそこ好き。(ルパン三世のお洒落さに、ちょっとH・・・下ネタと言った方が良いかな、それを加味したようなテイスト)
 映画化の話を聞いて、興味も持ったけれど、なぜに仏製作・・・? あー怖いよぉ。日本のギャグを間違った方向に表現しなけりゃ良いのだけれど。
 始まった。ガマンして観る。そのうち良くなるんじゃないか。カオリもそのうちカオリっぽく見えてくるんじゃないか・・・?
 1時間経った。もうダメだ。時間の無駄だ。yahoo映画の評価は、しかし高く4.13。どうして? なぜ、なぜゆえに??? 『シティハンター』の世界観を完コピしてくれる演出家はいないのー!?