*「アメリカン・グラフィティ」(G・ルーカス)

1962年のある夜一晩を描いた青春群像劇。それを1973年に公開。公開から40年。あのとき20歳前後の青年らは、もう60over。はぁ、切ない。今時の若者が60-70の初老を見て、彼らにもロックンロールで朝まで踊ったとか、いけてる車でナンパしたり、されたりしたことや、バックシートで初めて出会った異性とキスしてたりしたこと想像できるだろうか?
この名作を本当に久しぶりに観た。主演のリチャード・ドレイファスと言えば、「JAWS」と「陽のあたる教室」なんだが、この作品が26歳、2年後に「JAWS」、48歳で「陽のあたる教室」、え、50前なの? もっといってるかと思った! 今65歳かー! クレジットに ハリソン・フォード ってあって、「え?出てた?」そう思っての二度目の鑑賞となった。
・・・見終わって、 「ハリソン・フォードどこにいた?」ネットでぐぐって、あぁーあのシグナルレース挑んであっさり敗れるテキサス野郎みたいな奴かぁー。なるほど、この映画の主役は皆それほどイケてないし、印象に残らないけれど、彼は印象に残る。ここでG・ルーカスとの出会いだったわけだな。往時の名曲(いわゆるオールディーズ)が流れ、とても一晩の出来事とは思えない一夜を2時間たっぷりと飽きさせずに我々を引きつけてくれます。そこはさすがに、名作です。ここは☆☆☆☆4つ!
アメリカン・グラフィティ2 [DVD]

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