- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2004/06/18
- メディア: DVD
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物語は誘拐犯のゲリラと交渉、3ヶ月をすぎ決裂。元軍人仲間と共に、人質救出に向かう。最後の救出シーンを除き、あまり波乱は無い。
大きなテーマは「ダンディズム」。ラッセル・クロウが石油会社との保険が切れているために一時英国に帰国するが、奥さんのために南米に戻る。親友は彼に「奥さんに惚れても、旦那が帰還したら終わりなのだから」と忠告するが、「そんなんじゃない」。2人は恋に落ちたのか?
救出に向かう際に、2人は熱い口づけ・・・そして犠牲を払いながらも帰還。ラッセル・クロウに何か言いたげなメグ・ライアンに、「6時の飛行機に乗って帰国、ダラスで入院。パーティもシャンパンも無し。パスポートは車の中」。抱擁もキスも無し。ハンフリー・ボガートがいた頃のような「ダンディズム」を感じながら映画は終わる。
ダンディズムのために、旬の2人が出演した映画。ただそれだけなのだが、心地よい。タイトルは「存在の証明」か、格好良いが映画の中では「生きてる証拠を出せ!」の際に使われる。