海は良い。飽きない。電車でも車でも突然に海が見えてきたときの(心のときめき)は、一体なんなんだろう?
中1の理科教師は言った。「若者は動く物に興味がある。だから若いときは海、年老いてくると山が好きになる」・・・(そうかな? 絶対に幾つになっても海だな)
そうは思ったものの、スキーをするようになってから日本アルプスの美しさに、はまるようになった。今夏、今まで下からしか見たことの無い景色に変わって、同等もしくは眼下に眺める景色を味わって、やはり山は良いよな、って思えるようになった。
イメージで膨らんでるってのもあるが、1「三浦半島西側の初春の凪いだ相模湾」 2「天候の割に、どこまでも鏡のような陸奥湾」 3「奇岩と透き通ったブルーが印象的な積丹」 次点は「三方五湖」なのだが、どこから「海」で「湖」なのか、わかりにくい・・・
また、R134を逗子から鎌倉方面に走ってきて材木座の海が見えるシーン、R129を厚木の方からダラダラと平野を走ってきてR134とぶつかってようやく海が見えるシーンも好きだな。
8月の終わりから9月の初め、海の家も撤去されはじめ、海辺には散歩する人と、サーファーばかりになっていく頃が一番寂しい。あの切なさは、BGMに伊勢正三の「9月の島」も良いのだけれど、個人的には伊藤銀次の「真冬のコパトーン」を聞きたくなる