*『冬の道東が好き、その1』

 行ってきたよ、週末1泊2日で。本来は「網走入りのSL込みで釧路出、WITH流氷・摩周湖・タンチョウ、釧網本線乗りつぶし」だったのだが、網走行き飛行機がすぐにいっぱい。逆コ−スになった(すると、SLがどうしても入らない・・・)。がっかりだ。
 今回は職場旅だったのだが、仲間の友人が結婚して釧路に行っちゃって、「もう二度と会えないね−」なんて話だったらしいが、こんな強行軍旅行があったので、釧路市内の鮨屋で再会できた(metooは知らない人だったが、とりあえず「久しぶり〜」とハイテンション!)。それまでは東京都内で働いていたのに、いきなり鶴居村・・・って、すごいな愛の力は。
 鶴居村では、三脚にプロが持っているような望遠レンズのオジサマがワンサカ居て、そりゃあすげえ写真撮っているようだ。入園料の所に「年間パスポ−ト」があって、TDLみたいだと思ったが、結構売れているかも、だ。そこには見たこと無いほど丹頂がいて、端っこにいる白鳥なんかには誰も目をくれない。


 映画『僕らがいた』他で有名になった幣舞橋(ぬさまいばし)にも行った。

観光ポスタ−では夕陽がキレイだが、摩周湖がメイン旅なので友人等と別れて北上。釧路湿原が見える展望台を探していると、踏切でカメラを構えている人数人・・・通り過ぎて、もしや? と思いUタ−ン。絶対SL来るぞと降りる準備していると踏切の警報が・・・アングルの良い向こう側に渡ることできずに、バックで走ってくるC11:冬の釧路湿原号を撮影(標茶に転車台が無いため)。見ての通り、何とも情けない写真になってしまった。(出発直後の煙吐いているシ−ンが美しいよね−)



 道東の冬が好きな理由はその景色にある。夏バイクで走っていて気持ちが良い反面、霧で景色が台無しになったことが何度も。実のところ、未だに霧多布と知床峠の美しさを知らない(笑) 摩周湖(と知床連峰)の雪景色が楽しみなのだ。丁度観光バスの合間で、うるさい中国語を聞かずに済んだが、すぐに観光バスが入ってきて台無しだったよ。
 この後、硫黄山川湯温泉泊なんだが、川湯温泉方面が車両通行止めのため、グル〜と遠回り。「日本一美味しいと評判の『クリ−ム童話』」でジェラ−トを食べてから硫黄山に行こう!と提案したものの、この寒い時期にやっているのか? 皆食べてくれるのか? 美味しいって言ってくれるか? あ−心配。




 硫黄山、前回も前々回も(料金取るならここはいいよ)とパスしたが、今回は摩周湖も硫黄山も無料! 雪でズボズボはまりながら硫黄の煙の中に入っていったぞ。全身臭い臭い(笑) 結構盛り上がった! やっぱ一人旅より仲間旅!
 今回の川湯温泉は、鉄道旅が廃れて、忘れ去れていく温泉宿。仕方ないから中国人観光客取るぞ。そんな感じのホテルだった。フロント付近は超豪華の雰囲気あったんだけどな。
 この日はカ−娘が銅メダルを取った日で、試合の決着が付くまで眠さに負けず見ていた。途中「新種目:マススタ−ト」で高木菜那が金メダルの速報が入ったため、そのシ−ンが放映されるまで結局11:30頃まで起きていた。朝4:50起きで眠かったのに。大感動してこの日は眠りに入る。