- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: DVD
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1.ラブコメは好き嫌いがはっきり分かれる。日本ではそもそも夫婦そろって映画館に行く人は(アメリカより比率的に)少ない。
2.プロム、という風習が日本に無い。プロムに命を賭ける意味が分からない。クラブ文化が日本に入ってきても、ハリポタでプロムもどきがあってもやはりその重みは分からないのでは・・・?
3.しかしそもそも、大卒ジャーナリストが17歳のjkに化けて潜入するのが(日本では)無理がないかい・・・?
ただし、映画は面白い。中学でも高校でも「イケてるグループ」に入ったか「イケてないグループ」に入ったかどうかで3年間・もしくは6年間が決まってしまうってことだ。今やジャーナリストとして、しっかりキャリアの道を歩んでいる主人公だが、高校時代はプロムで屈辱を強いられる。もしももう1回やり直せることができるなら・・・? それは誰もが思うことじゃないか?
主人公が最後のシーンで、そんな高校生達に言う。「そんなことは社会に出てみればたいしたことじゃ無いの!」・・・でも当の本人達には「本当に大事なこと」なんだよね・・・
一方で主人公の知的な美しさに惹かれるイケメン先生。登場シーンからこの人とドリュー・バリモアが恋に落ちるのは必定。そりゃあ大卒で高校に潜入すれば、そこらの高校生などとは違う知性・感性を披露できるでしょ(笑)
そのドリュー・バリモアが所属した「数学クラブ(みたいな・・・)」に眼鏡をかけていて分かりづらいがリーリー・ソビエスキーがいる。これが光ってる。確かに高校にはこういう逸材が、暗めの部活に潜んでいることもよくあること。その辺も、ドリュー・バリモアはわかっていてこういう映画を作ったのだろうか・・・? この映画はWOWOWで観たが、そこでドリュー・バリモアの「キス」シリーズには名作が結構あると解説していた。「50回目のファースト・キス」「誘惑の接吻(キス)」「2番目のキス」と、「キス」がつく映画は良いぞ!と語っていた(笑)
彼女が製作に関わると「ローラーガールズ・ダイアリー」など良作が多いのかな???