*知らなかったなぁ!「テルマ&ルイーズ」

「エイリアン」「ブレードランナー」で巨匠と呼ばれるようになったリドリー・スコットが放った1991年作品(アカデミー監督賞候補)。主演は女性二人なんだけれど、あのキルビル2で「バド/“サイドワインダー”」を演じたマイケル・マドセンが、今より細めで出てきて渋い男を演じている。この人存在感ありすぎ。やたら「シン・シティ」とか、「ヘルライド」とか危なげな映画にばかり出てくる。 一方ブラッド・ピットも若く凜々しく(但し碌でもないカスとして)出演、こちらも存在感ハンパねえ。
 (女性版「俺たちに明日はない」)と言われているらしく、ストーリー展開からしても、もう最後の落としどころはそこしか無いでしょーってエンディング。ストーリー展開は早いし、観客の心のつかみ方と言い、脚本が面白い!(さすがにアカデミー「脚本賞」!)
 DVDパッケージ見て、(あぁーこれレンタビデオ店で見たことあるー)。もう少し、リドリー・スコット監督作品を大々的にアピールしていれば、もっとメジャーになってたんじゃないかな?
 追伸:「テルマ&ルイーズ」が「ボニー AND クライド」・・・ってどれだけの日本人が気づくのかな? 「ボニー AND クライド」を「俺たちに明日はない」と邦訳した配給会社は、すごいよ。