スタンリー・キューブリックは鬼才の監督だという。あのやたらタイトルの長い「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」は狂気に満ちた世界を、「2001年宇宙の旅」は名作の誉れ高い、そしてこの「時計じかけのオレンジ」が所謂スタンリー・キューブリックの“SF三部作”。でもまぁ何よ?(A CLOCKWORK ORANGE)って・・・?
今から考えれば1971年当時で、このテイストが出せるのだから、スタンリー・キューブリックは鬼才なのだろう。昔観た時も今回の鑑賞も(あぁイギリスの映画だなぁ)と感じる。皆もそうなのだろうか?
彼のその後の作品「シャイニング」は・・・ベトナム戦争ブームの「フルメタル・ジャケット」は共感すること1つもなし。トムクルーズ主演の「アイズ・ワイド・シャット」は、当時の奥さんニコールキッドマンが美しいしか記憶にない。“SF三部作”の頃がピークだったんじゃないかな・・・
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