*『L.A. ギャング ストーリー』

「L.A. コンフィデンシャル」みたいなタイトルで、「アンタッチャブル」風にすると、こんな感じ・・・? しっかしLAって、こんな怖い(と言うか司法がギャングと癒着して腐ってる感じ)トコなの?
 敵ボスが、metoo苦手のショーン・ペン。主人公は「ノー・カントリー」のジョシュ・ブローリン。このくらいの顔立ちの方がリアリティがあって良い。ライアン・ゴズリングがにやけ顔で出てきた時には、絶対腐敗刑事!と思ってたら、イヤイヤイヤ・・・タバコの吸いすぎが気になるが、こういう役柄も出来るんだなぁと、幅の広さに感心感心。
 時代設定は1949年〜。太平洋戦争が終わった直後。主人公の独白が良い。「俺は戦争で悟った。悪を栄えさせるのは、善人が何もしないからだ」だから巨大なギャング組織に立ち向かう。彼らは戦時中「正義のために戦ってきた!」という自負もある。
 実在のギャング、ミッキー・コーエンの悪っぷりがすごい。凄惨。立ち向かう警官たちは、内部スパイの存在もあり、秘密。たとえ戦いに勝っても名誉も褒賞金も得られない。時折スローなシーンも多投して、アクションシーンを描いたルーベン・フライシャー監督(『ゾンビランド』も良かった!)、なかなか良かったぞ。
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